都島区保健福祉センターに電話してみました。


@黒猫房主です。
岡部和比古保健副主幹さんを呼んでくださいと言ったところ、そんな人はおりません……むむ〜大阪日日新聞で「地域猫活動に関して岡部さんのコメントが掲載されているのですが……」と告げると、「猫ですね。それならば生活環境課ですので、電話を回すします」と相成りました。

それで生活環境課の女性が出て来ましたが、岡部さんは今年の3月末で退職したのこと。ならばと大阪日日新聞掲載記事のことを告げて、「その後任者あるいはボランティアのAさんの連絡先を教えてほしい」と告げると、「いま詳しい者はいないので、後ほど電話します」との返答、「それでは、そちらの責任者の方を教えてほしい」と穏やかに僕が言葉を重ねると、やや電話口の女性は動揺した様子で「もう少しお持ちください」と……しかしてIさんという年配の男性が電話に出て来たという次第。

それで結論を書くと、くだんのAさんは「地域猫活動」をしていたが途中から区との連絡もとらなくなった、いわば「尻切れトンボ」状態になったらしいこと、現在、区として「地域猫活動」支援などは考えていないことが判明しました。


だいたい僕の予想通りでしたね。
やはり地域の理解を得て、公共的かつ協働的に外猫さんを保護/コントロールする道は険しいということでしょうか。大阪日日新聞にも電話をして、Aさんの連絡先を教えてほしい旨を伝えると、書いた記者から連絡させますとのことだったが、未だない。
うまく活動が展開しなかったとしても、その辺の実情をAさんに伺ってみたいと思っています。

★追記(07/12/27)「尻切れトンボ状態になった」というのは行政側の解釈ですので実態はわかりません! むしろ岡部さんが退職されたことによって、支援が期待できなくなったために行政との連絡を絶ったとも推量できますね。
行政は区内の動物愛護のボランティア活動等も、ぜんぜん把握していないという回答からも、その辺の事情が推察できます。
ところが僕の調査では区内に「アークエンジェル」(NPO「アーク」とは別団体)という犬中心の愛護団体の支部があることがわかりました。


なお、北区の公園で猫の世話をしているグループを、ある人から教えて貰ったので近いうちにお話を伺ってみよう思っています。一日三交代で365日、欠かさず猫の世話をされているそうです。


★追記(07/12/27)北区で活動されている方の話によれば、くだんのAさんは北区の行政にも一緒に掛け合ってくれたそうですよ。但し、最近は連絡を取り合っていないということでした。
北区においても、「地域猫活動」の支援は得られなかったということでした。詳細は支障があるので、差し控えます。
仮に理解を示す行政マンがいても、その人が異動になれば元の木阿弥です。今後の対策としては、大阪市に「動物愛護」の市条例を創設させないことには、事は進まないということだと思います(さあ〜て、どうしたものか/どうすべきか?)
但し前にもちょっと書きましたが、地域猫活動に関しては幾つかの問題点も指摘されています。
参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E8%89%AF%E7%8C%AB


ところで肝心なこと。
黒猫家族とは、その後出会えていません。僕らも用心してゴハンあげは中止していますが、空き地の様子はちょくちょく見に行っています。
新しい居場所を見つけて、元気に生きていることを祈るばかりです。
祈りが天に通じればよいのですが……。


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