無未来猫。

@naokoです。
今日のご紹介はこの本。
「ねこに未来はない」

タイトルだけだと、猫好きにとってなんだかいやーな内容なのかとお思いでしょうが…。
猫さんと暮らすひとは、できれば読んだほうがいいのではと私は考えます。


現れては消えていく(生まれては死んでいく)たくさんの猫さんたち。
わたしたちはそのいちいちに喜んだり悲しんだり、傷ついたり癒されたり。
特にあの、あたたかで柔らかい存在が、冷たく固いものになってしまったときの、なんともいえない心に残るしこり。
もうすこしなんとかできたのでは…助けてあげられたのでは…そんなふうに思ってしまう方も多いのでは。
わたしもそのひとりでした。
でも今、たくさんの時間が過ぎ、この本を読み、「そんなことで傷ついて、猫から遠ざかるのは人生において損失である」と考えます。

この本の「猫は未来を考えることがない」という言葉。
それは、どんなことになっていようと、猫たちは絶望しているわけでも悲観しているわけでもなく、
たとえボロボロでもなんとなく「こないだのツナとかつおの猫缶が食べたいなあ…」なんてのんきに考えているかもしれないということ。
ありがたいことに死ぬってどんなことかしら、なんて思いもしないのです。


だから、猫がいなくなったら、また新しい猫を迎えましょう。
だって、猫との暮らしを知ってしまったら、猫なしでいられないでしょ?

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ねこに未来はない

ねこに未来はない

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