木乃伊猫/かちかち。

@naokoです。
今日の猫さんは、去年の春に神戸市立博物館で展示された「ミイラと古代エジプト展」に行った甥っ子が、私に買ってきてくれたもの。

猫のミイラとバスト神。
なかなかよくできています。

以前に紹介した「猫のフォークロア」にも、「猫にとっての黄金時代」とある古代エジプトで、猫が崇拝されたことが書かれています。猫は大切にされ、猫を殺した人間は殺され、猫は死ねばていねいにミイラにされたとか。
バストは快楽と音楽、踊りの女神であり、病も癒した、とあります。この不思議な力の信仰が、後に薬にされたり、魔術につかわれたりということにつながったのではともあります。

優雅なしぐさと無邪気さの反面、ふと見せる野生の神秘的な顔が不思議な力を思わせたのでしょうね。
猫さんが人間を癒すのは現代も同じ。崇拝する人間の存在もあいかわらず、です。

エジプトは猫さんにはたんなる大きなお砂場（トイレ）に見えるかもしれませんが、猫好きにとってはあるべき習慣・信仰の存在した偉大な国であるのです。

黒猫島にはバスト神の像をつくろうっと！

■追記
今日はひさしぶりに黒猫ファミリーに会えました。ゴハンを置いて2分ほど待つと、ゴソゴソと黒い影が。
フルメンバーを確認しました。ちびちゃんたち、大きくなったね！

ところがその5分後に通りかかった黒猫房主によると、ママにゃん以外に大人の猫が一緒に食事していたとか。
…もしかしてパパさん登場?！

ともあれ、明日からはゴハンをまた増量しなければ…おちびたちの分が足りないゾ。

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