変身猫。

@naokoです。
きょうの猫本は、比較的最近でたもの。
「猫とともに去りぬ」です。

わたしはこの本ではじめてロダーリという著者の文章を読んだのですが、楽しい!


軽快な短編集で、猫のおはなしは表題のひとつだけなのですが、なんともおもしろいのです。
イタリアの星新一…? みたいな。
垣根はひょいひょい乗り越えちゃうし、あちこちでニヤリとさせられるし、「なんだか疲れてアタマがカチカチになっちゃったみたい…」ってな夜に、暖かい飲み物片手に読みたい本です。


「猫とともに去りぬ(原題は読めないからわかんない…)」はというと、実は猫の半分はもと人間だったりとか、星座になぜ猫座がないんだ!と猫たちがデモをしたり。「ほうほう」とか「うんうん」とつぶやきながらにんまりしてしまいます。


文庫ですが、中学生でもじゅうぶん楽しめる本ですので、この冬休みご家族でぜひ。


■追記
地域猫師匠のFさんから電話。
捕獲機を使わないほうが良いパターンなので、私が近くにいて食べてくれるように慣らして網でママにゃんを捕獲しましょうと。
こないだからパパが先に食べちゃうので、置き場をバラすこと、量を増やすこと。
近所の人になにか言われたら、「捕獲のための餌付けである」と言う。もしもモメたら呼んでと。心強い…。


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猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)

猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)